忘年会シーズンで、かつクリスマス直前という日程のために生参戦をあきらめたので、WOWOWでの生中継を楽しみにしていました。3時の開演に合わせて、ホテル西洋銀座で予約したクリスマスケーキを引き取り、テレビの前で準備万端です。それほどな熱烈なファンというわけではなかったのですが、やはり同じ時代を生きてきたバンドだけに思い入れもあります。
いつもカラオケで歌う「世界で一番熱い夏」がいきなり3曲目に来て、コールドプレイのようなサブステージでの「友達のまま」も面白い趣向。そして「Ｍ」「ジュリアン」などの名曲には、思わず聴き入ってしまいます。岸谷（奥居）香のオーバードライブをかけたような伸びやかなボーカルは健在で、富田京子のパワフルなドラミング、中山加奈子の孤高な雰囲気、今野登茂子の繊細なタッチ、そしてリーダー渡辺敦子のどっしりした安定感と、変わったような変わっていないような不思議な感慨が心に満ちてきました。ところどころ演奏が怪しかったりもしたけど、それも含めて今のプリンセス・プリンセスなんですよね。
期待通り「19 Growing Up」でセットが終わり、そしてアンコールは「パレードしようよ」から「DING DONG」、「Diamonds」と最高の流れでした。僕が一番聴きこんでいたアルバムが「Lovers」だったので、セットリストにも満足です。今回は東日本大震災の復興支援ということで堅いメッセージもあり、時の流れを感じさせますが、やはりポップなバンドだからこそ楽しく盛り上がって終われます！
そして僕は来週、Count Down Japan 2013に参戦します。この週末は風邪気味だったのでテレビ中継でちょうどよかったですが、来週はもっと弾けてこようと思います(^^)
