【映画】デンジャラス・ラン

日本では9月7日から公開の映画「デンジャラス・ラン(原題:Safe House)」。グアムからの帰路に、JALの機内で鑑賞することができました。デンゼル・ワシントンが悪党の役で登場するのですが、その迫力ある存在感はさすがにデンゼル。ストーリーはよくあるスパイものでしかないのに、ここまで魅せてしまう作品に仕上がったのは彼のおかげでしょうね。

舞台は南アフリカ。CIAをめぐる組織的な対立と裏切りがベースとなって、派手なアクションで彩られて展開します。街並みだけ見ればアメリカの郊外都市のようですが、登場する群衆やちょっとしたアイテムにアフリカ的なスパイスが仕込まれています。なかなか南アフリカをイメージできなかったのですが、なんとなく雰囲気を味わえました。

作中に巨大スタジアムで繰り広げられるサッカーの試合が登場し、ブブゼラの音が響くと、ワールドカップの記憶も蘇るはずですよ。ただ、ストーリー重視の人には、ちょっと物足りないでしょうね…

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