【マルーン5】「オーヴァーエクスポーズド」発売

Maroon 5の新譜「Overexposed」は6月20日(水)に発売になりました。僕は発売日の朝イチにiTunesからダウンロードして、出張に向かう新幹線の中で楽しみました。こういう使い方ができるのは、ダウンロード販売ならではですね。

このアルバムは、ジャケットだけみるとサイケなイメージ。確かに#1「One More Night」はそんな曲調なのですが、#2「Payphone」以降は彼ららしいポップなチューンが続きます。特に#5「The Man who Never Lied」や#8「Fortune Teller」あたりはサビのフレーズがキャッチーで、耳に残る仕上がりがいいですね。飽きないので、繰り返し聴きこめるお得感もあります。

ポップはポップなのですが、よく聴いているとアレンジは結構凝っています。昔で言うと、The Alan Parsons ProjectやMoody Bluesのようなポップな要素を多分に含んだプログレを思い出させるような、そんな音なのです。アダムのボーカルがユルいラフな感じなので、それに引っ張られてあまり小難しい印象のないMaroon 5ですが、このアルバムでは演奏自体はハードなテイストを感じます。アルバムごとに色をはっきり打ち出す彼ららしい作品ですが、ジャケットのサイケデリックさが何を意味していたのかはよくわかりません…

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