【bjリーグ】埼玉ブロンコス-富山グラウジーズ

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bjリーグの観戦は、おそらく1月以来。震災の影響で昨季の東京アパッチの試合が中止となり、今季は参戦見送りということで、元アパッチの牧ダレン聡ジョン・ヘリコプター・ハンフリーが移籍した埼玉ブロンコスに注目することにしました。

さいたま記念体育館は初めてだったのですが、南与野から徒歩5分ほどのバス停から西武バスで10分、さらに埼玉大学の敷地をぐるっと半周してようやく到着しました。

率直に言って、bjリーグのレベルはずいぶん上がってきています。日本人選手も育ってきていますね。ブロンコスは序盤から北向、寺下が活躍。ふたりともアパッチを応援しているときは嫌な選手でしたが、つまりは良いプレーをするということですね。ハンフリーはSGのようなスウィングマンのような使われ方でしたが、トリッキーなドリブルから芸術的なショットを決めたり、スタンドを盛り上げるダンクを決めたり。そして、彼らしい「ハエ叩きBS」も見せてくれました。

昨日、大差で敗戦したということもあって、ブロンコスはディフェンスから入るスタンス。その意味では、ダレンのディフェンダーとしての適性が活きます。一方のグラウジーズは元アパッチの城宝がいますが、こちらは「悪い時の城宝」で、独り善がりのプレーが目につきました。結局27点を叩き込んだハンフリーの活躍で、ブロンコスが93-74の勝利。点差がついた終盤にはアリウープも見せてくれました。

この試合、ブロンコスのヘッドコーチであるディーン・マーレイが「ヘッドコーチの資質に欠く言動により重大な契約違反があったため」との理由で出場停止処分を受けており、代わりにアシスタントコーチを務める女性のナタリー・ナカセが采配をふるっていました。