【女子サッカー】なでしこJAPAN-リーグ選抜

国立競技場で開催されたなでしこJAPANとなでしこリーグ選抜の試合を、生では観戦できなかったので、BSフジの録画放送でチェックしました。前半だけで3-0と差がついてしまったので、後半にどうモチベーションを保つかは難しかったことでしょう。親善試合でもあり、相手は混成チームだけに、ゲームの位置づけとしてもこんなものだったのではないでしょうか。

僕が注目したのは、リーグ選抜。特にMF中野とFW木龍に期待していました。中野真奈美は前半からパスの出し手としてチャンスを演出。チーム練習の量は限られていたであろうチームメイトと、まずまずのコンビネーションを発揮していました。彼女の所属は湯郷ベルなので、似たような持ち味の宮間とはかぶってしまいますね。違う環境でプレーの幅を広げた方が、彼女の良さは生きそうです。

そして、先日駒沢で生のプレーも見ている木龍七瀬。迫力のあるドリブル突破が持ち味ですが、ストライカーらしい向こうっ気の強さも魅力です。この日は左サイドを突破して中央に折り返し、菅澤のゴールをアシストしています。永里姉妹よりも泥臭さがあり、最前線で張らせても面白い存在ですね。

いよいよ9月にはロンドン・オリンピック予選が始まり、日本はオーストラリア、韓国、北朝鮮、中国、タイとの対戦で上位2枠を目指します。ワールドカップを獲ったとはいえ、まったく予断を許さない状況なので、テレビの前から声援を送りたいと思います。