何か新しいミュージシャンの曲が聴きたいとき、僕は新宿のタワーレコードでいろいろ試聴してみます。今回そんな中で発見した「フレンドリー・ファイアーズ」のアルバム「Pala」は、なかなかオススメです。タワレコのPOP広告では「エレクトロ」とのことでしたが、あまりそんな雰囲気ではなく、ドラムとベースを前面に押し出したダンス・ミュージックです。
メロディはそれほどキャッチーではないけれど、ベースラインが美しく、疾走感あるタイトなドラムスも僕のツボなのです。ボーカルはやや一本調子ですが、楽器のひとつだと考えれば悪くはありません。ただ、メロディ部分を担当するはずのギターとボーカルのバランスが悪いので、ベースとドラムスを中心に聴くことが苦ではない人にしか向かないのかもしれないですね。
バンドはイギリス出身のボーカル&ベースのエド・マクファーレン、ドラムスのジャック・サヴィッジ、ギターのエド・ギブソンの3ピース。2008年のサマソニで来日し、単独公演も行ったみたいです。
http://www.wearefriendlyfires.com/