【渋沢史料館】青淵文庫のツツジ

イメージ 1

家の近所に「飛鳥山3つの博物館」がありますが、これまで一度も訪れたことがありませんでした。日曜日に区長選の投票を済ませた後に、暖かい陽気に誘われて飛鳥山公園まで散歩に出掛けました。ソメイヨシノは終わったものの、八重桜とフジが楽しめます。

そして、「3つの博物館」のひとつ「渋沢史料館」に寄ってみました。ちょうどビデオ上映がはじまったところで、渋沢栄一の生涯をたどります。関東大震災後に東京の復興に尽力したり、パリ万博を視察したり、近代ビジネスの礎を築いたりと、まさに僕の興味にぴったりはまり過ぎる人生で、とても興味をそそられました。彼が唱えた「道徳経済合一論」も、卒論に「道徳教育における個人主義」を取り上げた僕にとってはうなずけてしまいます。

そして、この時期の見所は「青淵文庫」。こちらは旧渋沢庭園にあったステンドグラスのある洋館で、突き抜けるように鮮やかなツツジの赤が印象的です。晩香廬(ばんこうろ)という洋風茶室もありますが、こちらは残念ながら震災の影響で内部公開を中止しています。初夏の強い日差しを受けて、時間が止まったようなひとときを過ごせます。

http://www.shibusawa.or.jp/museum/index.html