【NBAプレーオフ】どうしたマジック?

NBAプレーオフはカンファレンス・ファイナル。イースタン・カンファレンスはキャブスを下したボストン・セルティックスオーランド・マジックと対戦しています。ボストンの2勝で迎えた今日のゲームも、一方的な展開になってしまいました。1Qで15点差をつけたボストンが、最後までマジックに見せ場を作らせずに94-71で完勝です。

ボストンはベンチのデイヴィスとウォレスを含む6人が二桁得点を挙げ、最後は無理をせずに主力を休ませる余裕まで。一方のオーランドは全員のアシストを足してもわずか10で、12アシストを挙げたロンド一人にも及ばない出来。ターンオーバーもボストンの8に対し、オーランドは17と倍以上です。チームとして機能していないマジックには、いったい何があったのでしょうか?

気が早いですが、これでファイナルはレイカーズセルティックスが激突する可能性が高まったといえるでしょう。レイカーズは順調に勝ち上がっているようには見えますが、内容は決してよくありません。ベンチを含めた総合力が発揮されてきたセルティックスにも、十分勝機はあります。コービー一人の活躍でチャピオンリングを手にしてしまうことが続けば、NBAの魅力は半減です。ここは何としてもセルティックスに期待したいところで、だからこそこのままマジックを振り切ってほしいのです。