【欧州CL】準決勝1stレグ・リヨン敗戦

欧州チャンピオンズリーグの準決勝1stレグで、アウェイのリヨンは苦しい選手起用の中なんとか耐えていたものの、バイエルンロッベンに決勝点を許してしまいました。リヨンのサッカーは、いかにもフランスらしい長いパスを多用した優雅なもので、僕にとってはツボにはまる内容です。

しかし、腑に落ちないのは2枚のレッドカードでした。前半36分にバイエルンのリベリが退場したシーンは、リベリがリサンドロにブロックされた際に足首を踏みつけてしまったもの。危険なプレーではありますが、故意かと言えばかなり微妙だと思います。そして、こんな微妙な判定でレッドカードを出してしまった主審の常として、相手チームにもカードを出して均衡を取ろうとします。このゲームでも、トゥラランがその犠牲者になりました。

トゥラランへの2枚目のイエローカードは、カードを出す必要があったとは思えません。ただ、リヨンとしてはそのようなリスクは十分想定できたわけで、まんまとはまってしまったトゥラランに非がないわけではないですね。リベリも淫行疑惑の渦中にあり、ワールドカップを前にしてフランス代表も問題山積のようです。