今季はスカパーのリーグパスを契約していないため、ＮＨＫがＢＳで放送してくれたこのカードが初めてのテレビ観戦になりました。序盤からフェニックス・サンズがナッシュとスタウドマイヤーの好調を活かしてポイントを重ね、10点以上リードする展開。11点差サンズのリードで前半終了かと思いきや、ユタ・ジャズのゲインズがブザービートの３Ｐを決め、8点差で折り返します。
ジャズはＦＴの成功率が低く、ときおりデロン・ウィリアムスが得意のノールックパスからアシストを決めてくれはしましたが、もう一つ噛み合いませんでした。３Ｑから４Ｑ前半もそんな流れのまま終始しますが、４Ｑ残り7分あたりからジャズが詰め寄り、オクァーの３Ｐでついに同点。その後も一進一退を繰り返します。残り2分を切ってオクァーとデロンの３Ｐが立て続けに決まると、放送時間が深夜1時半頃でしたが、僕は思わずガッツポーズをしてしまいました！
ここでサンズはフライが３Ｐをブーザーにブロックされた直後にファウルアウト。ここからファウルゲームに出るサンズを振り切ってジャズが116-108で逆転勝利でした。この日もジャズらしくベンチメンバーが貢献。マイルズが15ポイントを挙げれば、コーバーが不得意な守備でも頑張り、ゲインズもブザービーターで存在感を示しました。デロンは27ポイント・9アシストでダブルダブルは逃したけれど、オールスターでの輝きがフェイクでないことは明らかですね。これでウェスタン・カンファレンス4位をキープしたジャズですが、5位がサンズなだけにもうひとつ順位を上げたいところです。
