【チャーリー・ウィルソンズ・ウォー】ジュリアの貫禄

トム・ハンクスに期待して、WOWOWで放送した「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を観てみました。コメディにも徹しきれず、かといって政治ドラマでもないこの作品は、狙いどころがとても微妙です。果たして、ここは笑うところなのか、ツッコミを入れるべきところなのか、そう思いながら結局最後まで行ってしまった感じです。

トム・ハンクスフィリップ・シーモア・ホフマンはうまいのは確かなのに、なんとなく演技に嘘っぽさがあり、俳優陣もキャラに入りきれていないような印象がありました。そんな中で存在感を目一杯示していたのが、ジュリア・ロバーツでした。「ノッティングヒルの恋人」からもう10年、「プリティ・ウーマン」からは19年が経ち、彼女も41歳になったのですね。

富豪の貴婦人というイメージにはピッタリで、スレンダーなビキニ姿がいかにも金持ちっぽさを醸しだしています。この雰囲気があれば、これからますますハリウッドになくてはならない存在になるのではないでしょうか。どんな映画にも、この手のキャラが出てくるシーンはありそうですからね。

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