【NBA】レイカーズ-ジャズ

3Q中盤までは競った展開だったが、最後はLAレイカーズに突き放されたユタ・ジャズ。これを善戦したとみるか、コービーに26分しかプレーさせずベンチ陣にプレータイムを与えたレイカーズの余裕勝ちとみるか。ジャズにとっては、右ハムストリング痛で欠場していたオクァーの影響も大きかったのかもしれない。

スタッツを見れば、ジャズの敗因は明らかだ。3Pが25%、フリースローが74.5%ではNBAで勝つのは難しい。ベンチ陣のキリレンコやコーバー、ミルサップはそれなりに結果を残してはいるが、スターターで起用したハープリングとコリンズがイマイチではどうしようもなかった。一方のレイカーズは、ブヤチッチが嫌なところで3Pを決めたところが強さだろう。

ただ、ウェスタン・カンファレンス8位のジャズは、レイカーズとのプレーオフをにらんで戦術を隠したということもあるかもしれない。混戦のウェスタンだけに、プレーオフでどこが勝ち上がるのか、非常に興味深いところではある。