【NBAオールスター】シャック&コービーがMVP

序盤こそイーストが貫禄を見せていたNBAオールスターゲームですが、終わってみれば146-119の大差でウェストが勝ってしまいました。開始早々はウェストのオフェンスがまったく決まらず、ややロースコア気味な展開に。勝敗よりも「見せる」プレーが目立ち、クリス・ポールからコービーのダンクや、シャックの長いパスからビラップスのゴールなど面白いプレーが見られました。

2Qに入ると、やや地味に落ち着いてきます。イーストが手堅く得点を重ねたため、一気に競り合う状況になりました。しかし3Qでは、再び派手なプレーが帰ってきます。レブロン・ジェームスのダブルクラッチが3Pプレーになれば、シャックはクリス・ポールとからんで彼らしくないクイックネスを見せつけます。ドリブルしてパスアウトとか、アウトサイドからのショットなど、普段は見られないシャックのオンパレードです。

4Qにはウェストのガード陣が大爆発。パーカーからロイ、パーカーからクリス・ポールの2本のアリウープは、本当に見応えがありました。MVPはコービーとシャックのW受賞でしたが、僕としてはシャックとクリス・ポールにあげたかったですね。クリス・ポールは14アシスト、14得点、7リバウンドというスタッツも残しましたが、印象に強く残るほど攻守でがんばっていました。イーストではレイ・アレンが3Pを3本とも外し、2Pも4/10と乗り切れなかったのが残念でした。