【NBA】勝てないユタ・ジャズ

中継のあるゲームでは、結果はともかく内容に乏しいものに終わっていただけに、昨日のシカゴ・ブルズ戦は期待していました。3Qまでは競った展開で、地力勝負になればジャズ有利かと思っていたのですが… 終盤は勝負どころでブルズに決められ、4Qだけ見れば完敗でした。キリレンコが大事なフリースローを外したり、安易なプレーでターンオーバーを喰らったり。3Qまではジャズらしいチーム・ディフェンスも見せていたのに、最後まで続かなかったことが残念です。

問題点はショット入らないこと。フィールドゴールが48.1%、3Pに至っては18.2%で、デロン・ウィリアムスが2本決めた以外の9本はすべて外れています。本来ディフェンスで力を発揮するはずのキリレンコのプレイタイムで「-17」では、ブーザー不在の状況で勝つのは難しいですね。

序盤~中盤はマイルズとミルサップのフォワード陣も頑張り、成長を印象づけていました。オクァーもアリウープを決めたところで調子に乗って欲しかったのに、得意のはずの3Pを落としまくっては反撃の起点にはなれませんでした。4Q残り4分ほどの場面でデロンがレイアップを外し、ここからの逆襲でゴードンに3Pを許したところが勝負の分かれ目でした。

これでジャズは17勝12敗で、ウェスタン・カンファレンスの8位。まだプレーオフを計算する時期ではないとはいえ、もっと攻撃陣にリズムが出てこないとこのままズルズル行ってしまいそうで怖いです。