【ニューヨーク】トランジットに間に合わない!

イメージ 1

その夏、僕はカナダのトロントに出かけた。キャリアはコンチネンタルで、往きはヒューストン、帰りはニューアーク乗り継ぎというちょっとマニアックな旅程だった。帰路にニューアークに到着した時点で、約3時間のトランジットタイム。ニューヨークまでは電車で30分ほどのはずだし、成田行のボーディングパスは発券済みだから、ちょっとだけでもニューヨークを体験して来よう。ニューヨークのペン駅までは何のトラブルもなく到着して、この画像を撮影。西海岸ともカナダとも違う緊張感のある街に、世界一の国際都市ニューヨークを感じることが出来た。

さて、空港に戻ろうとして、僕は焦ってしまう。チケット売り場が見つからないのだ。探している途中でタクシー乗り場を見つけたのでタクシーでとも考えたが、これが長蛇の列でとても間に合いそうにない。自動販売機を見付け、チケットを購入したものの妙に高いし、1時間くらい後の列車だった。これは同じ路線を複数の会社で運営しているためで、僕は窓口で買えばよかったのだ。それを教えてくれたのは、ウーピー・ゴールドバーグそっくりな、ドレッドヘアの太ったおばさん駅員。無事チケットを手にホームに駆け込もうとすると、またまた彼女が「そこはボストン行きだ」と教えてくれた。

僕が駆け込むと、すぐに発車。そして空港の登場ゲートにたどり着いたときには、もうゲートがしまる15分前で、他の搭乗客はすでに機内でした。この話を英会話の先生にしてみたら、「ニューアークに着いて3時間っていう時点で、展開は読めた」って言われてしまいました(^^;