【Disney+】ボバ・フェット エピソード6

全7話の終盤に来て、すっかり「ボバ・フェット」ではなくなってしまったが、スターウォーズのファンならば歓迎できる方向だろう。マーク・ハミルの顔をCG合成したルーク・スカイウォーカーとマンダロリアンの登場となれば、ボバ・フェットもフェネック・シャントも当然影が薄くなってしまう。スピンオフ作品の宿命というところだろうか。

ルークがグローグーに究極の選択を迫るところで、今回のエピソードは終わる。そして、次回最終話の行方はクリフハンガーのままだ。ジェダイの道を選ぶか、マンダロリアンの孤児として生きるか。この後のマンダロリアンの展開を考えると、ここでグローグーが完全に離脱してしまうのは残念だというファン心理も働くが、スターウォーズの正史から見ても、ジェダイの道には進まないように思う。それにしても、こんな二択を迫るルークが好きになれないのは、ブラック企業のような臭いを感じてしまうからだ。

ここから、マンダロリアンやオビワン・ケノービにつなげてゆくことになるのだろうが、スターウォーズ続編製作の情報もあり、ますます期待が募る。僕は、あの世界観の惑星が描かれるだけで満足してしまうくらいなので、主人公が誰であっても問題ない。過去の作品ではイウォーク2部作も十分に楽しめた。