【WTAファイナルズ】青山/柴原―メリチャー/シュールス

グアダラハラで開催されているWTAファイナルズに進出した青山修子と柴原瑛菜。初戦はのびのびとプレーしている印象だったが、ラウンドロビンの2戦目はちょっと堅い感じになっていた。いきなりブレークを許す展開だったが、セット終盤でひっくり返す。そしてセカンドセットも先行されながら、終盤に立て続けにマッチポイントを奪うも相手も簡単にはこれを許さずタイブレークに。

ここでもともとあまりよくなかった相手のサーブが乱れ、またしてもマッチポイント3本。これも2本落として迎えた9回目のマッチポイントで、なんとか取り切った。弱点とされる青山のサービスゲームでも大崩れはなく、ふたりのコンビネーションも熟練の域に入っているようだった。青山はネット際だけでなく、下がって壁際からのロブが冴えていたし、柴原は強打に磨きがかかっていた。

これでラウンドロビンは2連勝となって、決勝トーナメントへの進出が決まった。この後の戦いにも十分に期待できるが、その前にもう一戦、苦手な難敵のジャン・シューアイ/ストーサー組との対戦が控えている。まずはここを勝ち切って、流れと自信をつかみたいところだ。