【Disney+】ロキ エピソード6

ロキには、かなり期待していた。それだけに、シーズン1の最終話を見終わって、肩透かしを食ったような拍子抜けの感覚がある。ここまでのエピソードでは、わかりにくい設定や他のマーベル作品とのオーバーラップがほとんどないことが気になりつつも、エピソードの終盤で抱かせてくれる期待感がそれを帳消しにしていたのだ。

実際のところ、他の作品に共通するキャラクターはレディー・シフくらいではないだろうか。最後まで、どこにつながるのだろうかという期待を持っていて、このブログでも書いたようにスターウォーズのユニバースではないかという淡い希望もあった。しかし、結局よくわからないまま、どこにもつながらずに終わってしまった。この展開で「ロキはシーズン2で帰ってくる」と言われても、「まあ、そうだろうね」という以外にはコメントはない。

MCUファンが何を期待しているか、マーベルもディズニーも完全に読み違えているのではないか。広げる風呂敷が大きすぎて全容がつかめない。それなら、まだ救いはある。ただ、ゴールの想定ができない中でストーリーだけが自己増殖し、最後は回収し切れずに終わるのは最悪だ。そう、あの「LOST」の再現だけは、何としても避けて欲しいのだ。