【Disney+】ロキ エピソード1

待ちに待っていた「ロキ」のエピソード1を見終わっての感想は、ワンダヴィジョンの流れと似ているということだった。途中までは意外な設定と展開に、頭の中に「?」が浮かびまくっていた。なんとなく低予算な印象も否めず、これは期待外れかという嫌な予感すら漂っていたのだが、最後の最後で予想もつかないような展開に持ち込んで次回につなげた。これはもう、興味を惹かれずにはいられない。

それにしてもロキ、いやトム・ヒドルストンは老けてしまった。「マイティ・ソー」が2011年なのでもう10年も前のことになるが、当時のトムは30歳。それがいまや40歳になってしまっているのだから、「裏切り」はまだしも「いたずら」の神と言われてもかなり苦しい。エピソード1では、これまで同様のキャラクターを演じていたように見えたが、トムがエグゼクティブ・プロデューサーも務めているだけに、このまま押し切るとも思えない。今後の設定と演技に期待しよう。

全6話とミニシリーズの構成なので、ワンダヴィジョンよりも展開は速いだろう。そうなると、次回から動き始めるような予感がある。水曜日というミッドウィークの楽しみがあと5回あることを幸せに思いながら、まだまだ続くステイホームのご時世を乗り切ってゆくことにしよう。