【Disney+】ワンダヴィジョン エピソード4

これまでのようなモノクロのシットコムではなく、いかにもマーベル作品という雰囲気で始まった「ワンダヴィジョン」の第4話。色のついたドローンや養蜂家のような恰好の侵入者、隣人ジェラルディンといった、前回までに「謎」として存在していたアイテムの経緯が示されてゆく。ジェラルディンは、「キャプテン・マーベル」のモニカ・ランボーなのだが、MCUの他の作品とのオーバーラップを追ってゆかざるを得ない展開にすらなっている。

「2 Broke Girls(NYボンビー・ガール)」で主役マックスを演じたカット・デニングスがウェストビューの調査にあたる博士として登場するのも、ドラマファンには興味深い。カットのキャリアデビューはポテトチップのCMだそうなので、彼女が同僚にポテトチップを勧めるシーンは、きっとそれに掛けているのだろう。どこかでカップケーキの話も絡めて欲しいものだ。

第4話は調査団の目線で描かれるため、ワンダとヴィジョンはこれまでの3話分の放送を調査団が傍受したという設定でのみ登場する。その点がちょっと物足りなくもあるが、ここまでの3話から違った方向に進むわけで、情報によれば第6~7話あたりでさらに大きな展開を見せるとのことなので、1話ごとに目が離せなくなってきた。この週末は、まずは「キャプテン・マーベル」を見ておこうと思っている。