【Disney+】ワンダヴィジョン エピソード3

先週末はシビル・ウォーとインフィニティ・ウォー、それにエンドゲームまで振り返って見たワンダヴィジョンだが、この週末のエピソード3では色がついた上にサイズが4:3から16:9に途中から変わり、何やらこの先の展開を示唆しているような感じになっていた。そうなると、ワンダとヴィジョンがどのようにMCUシリーズに登場したのか確認したくなって、ウルトロンを見てしまった。これでワンダヴィジョンは約90分に対し、旧作の振り返りに11時間も費やしたことになる。これは、Disney+の戦略にハマってしまっているのだろう。

ネットで検索すると、このドラマのタイトルが意味するのは「ワンダとヴィジョン」ではなく「ワンダのヴィジョン」ではないかという説があるが、エピソード3を見るとそれがまさに真実のような気がしてくる。そもそもワンダの武器は敵に幻影を見せて混乱させることだが、ウルトロンに出てくるワンダが見せる幻影の場面には、ワンダヴィジョンで使われているような見せ方が複数見つかる。エンドゲームの後の世界を描いているという番宣から考えても、サノスに破壊されたヴィジョンは本来存在しないではないだろうか。

それにしても、まだまだコメディ要素は健在。ワンダを演じるエリザベス・オルセンもヴィジョン役のポール・ベタニーも、もともとはどちらかと言えばアクション系の役どころなのに、合わせてこんな演技ができることが素晴らしい。

個人的な興味としては、名前だけ出てきたピエトロが登場するのかどうかがある。ウルトロンでは献身的な位置づけで死んでいるので、たとえ幻影だとしても活躍の場を与えてあげて欲しい気がするのだ。