【東京ステーションギャラリー】きたれ、バウハウス

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東京ステーションギャラリーの「きたれ、バウハウス」は、バウハウスの開校100年を祝う展覧会。絵画を楽しむというより、デザインの背後にあるロジックを目の当たりにして、いろいろ考えさせられた。クレーにしてもカンディンスキーにしても、あの独特な造形はしっかりと理論武装されたものだったのだと実感できる。

商業デザインの世界では、ビジネスのディシジョンメイカーにそのデザインの合理性を伝える必要があるが、その意味でもバウハウスのナレッジは貢献したはず。感覚的な良し悪しを言語化することは、プロダクトの世界では重要だ。言語化できない知識は組織の資産にはなり得ず、論文も書けなければ特許も取れないから。