【Countdown Japan 19/20】12/29レビュー

カウントダウンジャパン2日目は、少し遅れてギャラクシーステージのflumpoolへ。トラックのバランスがよく、ギターやベースのフレーズでも聴かせてくれた。あまりなじみのないバンドだったが、それでも楽しめるところはさすが。

続いては、アンジュルム。回りにアイドルヲタのおじさんがたくさんいてビビったが、奇をてらわずに純粋にアイドル路線を狙うあたりは、さすがハロプロ。曲もシンセドラムスの四つ打ちが内臓に響いて、さながらユーロビート謡。決して嫌いではない。

アースステージが混んでいなかったので、hydeを。あの独特のカリスマティックな世界観に浸りきったところへ、ラストのhoneyでシンガロング。とても気持ちがよかった。キーも歌いやすく覚えやすいメロディだが、サビの歌詞をスクリーンに映したので、オーディエンスの盛り上がりばすごかった。若干音が割れたものの、悪くないバランスで高い音圧を楽しめた点も評価できる。

次は佐野元春&ザ・コヨーテバンド。今回も昔のヒット曲はなかったが、自信にあふれた元春ラップも聴け、シンプルなロックンロールを堪能した。「純恋(すみれ)」を聴くのは2回目だが、こなれてきて名曲になりつつある。

そして最後はストレイテナーホリエ、ナカヤマ、大山の3人が妙にフレッシュな表情と衣装でブランディングを変えたのかと思ったが、ひなっち相変わらずひなっちだった。冬の太陽は期待通りだが、聴きたかった吉祥寺とシーグラスまで演奏してくれて大満足。テナーのステージはロック要素が増え、オーディエンスがノリやすくなった。

今日は全体的に音圧が高めに感じたが、ロック主体のステージを回ったからだろうか。いずれにせよ、昨日より期待値が低かったこともあってか、満足度は高かった。