【Countdawn Japan 19/20】12/28レビュー

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今年も、年末は幕張でカウントダウンジャパン。まずはリトルグリーモンスター。確かにパフォーマンスの質は高いのだが、声の出し方が常に全力で変化がない。曲のテンポが変わっても、声が一本調子では飽きてしまう。途中で離脱して、五浦ハムのハム焼きとZIMAをいただいてからアースステージに移動してKing Gnu。独特の雰囲気と高い音楽性で、すっかり聴き入ってしまった。クラシックやファンクなどの要素も取り入れたミクスチャーだが、MCも適度なテンションでストレスなく楽しめた。今日のベストアクトだ。

Baby Metalは期待していたが、とにかく音響がひどかった。今年のCDJは全般的に音量が抑え目だった印象があるが、これだけは例外的に大きかった。そのせいか、ボーカルが聞こえない上に音が割れてしまい、音楽を楽しむ環境ではなかった。歌唱力も期待していたほどには高くなく、振り付けがすべてという印象だ。途中で離脱して、とんこつラーメンをいただき、たまたま目についたFomareへ。昨年末のCDJで聴いたバンドで、当時はボーカルの発声に課題があったが、すっかり安定していた。もともと楽曲は良かっただけに、今後にも期待できそう。ただ、素人の悪ノリ感のあるMCは、改善の余地ありだ。

ヒゲダンことOfficial髭男dismに向かうも、アースステージ外のフードエリアまで人で溢れていて、2曲で断念。楽曲の質は高そうだが、ポピュラー寄りの作りは僕の趣味とはちょっと違いそうだ。そして本命のNothing's Carved in Stone。5曲25分のステージは物足りなかっだが、久しぶりにひなっちのベースと生形のギターを堪能した。村松拓の英語は相変わらずノリが悪く、このバンドの唯一の欠点だと思う。

ここで会社の仲間と合流して軽く休憩し、ラストの[Alexandros]へ。ほぼ想定通りのセトリだったが、やはりキクスピとウェイトレスは外せない。新曲もあり、年末ソングのフルバージョンもあり、若干の変化はつけてくれた。川上洋平のボーカルが安定したのは、喉に負担をかけない歌い方やアレンジをしているからだろう。