【浦和―大分】6年越しの雪辱

2013年のこのカードは、大分が3点リードを守れず4失点で逆転負けを喫した。その試合も生観戦していたが、3点リードした時点でも勝ち切れる予感はなかったし、逆転されても「やっぱりね」という印象だった。そこからJ3まで落ちたトリニータは、しかし今日、J3時代を経験した三平、後藤、伊佐が最終的に3トップを組み、アディショナルタイムに後藤の劇的なゴールが決まる。

前半は形こそ作るものの決めきれないという最近ありがちな展開で、後半は放り込む形にシフトしたのか、まったくチャンスが作れなくなった。GK高木は当たっていたが、遅延行為でイエローカードをもらってしまったために、片野坂監督としては3枚目の交代カードが切りにくくなったことだろう。

 

浦和 0-1 大分(得点:後藤)

<GK>
高木  :6.5 前節に続く好セーブラッシュ
<DF>
岩田  :6  復帰戦としては合格点
鈴木  :6.5 興梠に仕事させず
三竿  :6  パスミス多かったがアシストで帳消し
<MF>
松本  :6  惜しいシュートあり
小林裕 :6  守備に軸置く
長谷川 :5  パスを前に出さないと起用の意味がない
田中  :5.5 うまく守られスピード活きず
<FW>
小林成 :5.5 裏への飛び出しが合わない
後藤  :7  序盤は思い切りに欠けたが殊勲のゴール
小塚  :6  下がってゲームメイク
<SUB>
伊佐  :6  決勝点を引き出すニアへの走り込み
三平  :6  前線を活性化
島川  :評価なし

<監督> 

片野坂  :6  守備連携よいが長谷川を下げなかったのは謎

 

これで勝ち点を43まで積み上げ、目標まであと2つとした。久しぶりの昭和電工ドームでのFC東京戦で一気に達成と行こう。味スタでは完敗した相手だけに、しっかりと準備して臨みたい。