【映画】アートのお値段

この週末は特にすることがないと思っていたところに、インスタで大学の先輩から素敵な情報をいただき、渋谷のユーロスペースドキュメンタリー映画「アートのお値段」を。

資産としての視点からアートを捉えた内容だが、ごく一部のコレクターによるマネーのおかげで多くの一般人がタダでギャラリーのアートを楽しめる構図は、フリーミアムモデルのゲームとまったく同じであることに気づかされた。

作中でユダヤ系のコレクターが「あなたがヒトラーを模した立体作品を持つ意味は?」と問われた際の「それは不適切な質問だ。アートはアートなのだから」という回答が印象的だった。アートをアートとして見せないキュレーションのために炎上した名古屋方面の一件について、考えるよいヒントをもらった気がした。

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