WOWOWでやっていた山崎まさよしの10周年記念ライブat横浜赤レンガパークを見ていて、気になったことがある。とりあえず、レギュラーのセットが終わって山崎たちがステージから引き上げていくと、普通アンコールを求める拍手が沸き起こるはず。だけど、屋外ということもあるのか、いまいち拍手が盛り上がっていないんだよね。これじゃ、ミュージシャンとしても出るきっかけを失ってるんじゃないだろうかと、心配になっちゃった。
結局、山崎たちがステージに戻って照明が灯されると、一気に歓声が起こったから体裁は保てたと思う。だいたい、コンサートってたいていアンコールをやる前提で構成を考えてるはずだし（「セロリ」がアンコールだった）、今日はアンコールでスキマスイッチやスガシカオなど豪華ゲスト陣が出てきたから、アンコールなしに終わるなんて段取りとして許されないんだよね。そう考えると、もはや拍手は「出来レース」みたいなもので、マナーとしてやらないといけないものなのかもしれない。
最近コンサートに行ってないから、傾向や流儀がわからない。ミュージカルや演劇だとカーテンコールが２～３回で客電がついて終わりだし、バレエはしつこくやり取りがある。クラシックのコンサートが一番、その日の出来に正直かもしれない。あんまり拍手が儀礼化しちゃうのも、どうかなって思うけどな･･･ 学生オケなどで演奏会やると、いかに拍手が続いてるうちにアンコールのきっかけを出すかが、重要な進行技術だからね（＾＾；
