King Gnuの新曲「泡」は好みが分かれそうな曲だ。King Gnuらしさは十分で、井口理の声質にも合っていて彼の良さが引き出されている一方、キャッチーさに掛け、カラオケでも歌いにくい。僕自身、「よい」と思う部分はありながら、どうも入り込むことができな…

[Alexandros]の有料配信ライブ「Party in ur Bedroom」は、20時から1時間との情報だったが、実際は45分ほど延長して終演となった。リモートで制作したコンセプトアルバムの配信開始イベントのような位置づけなので、新しいアレンジの曲をアルバムに沿って演…

外出自粛のご時世を反映して、ミスチルがYouTubeで2017年の25周年ツアーのライブを期間限定で無料配信。ツアーの最後となった熊本の映像だった。編集と構成が非常によくできていて、現地でのライブ感というかオーディエンスのノリやメンバーの表情もよくわか…

Countdown Japan 19/20で僕のベストアクトだったのは、King Gnuだった。紅白歌合戦に出演したこともあって急激に知名度も上がってしまったようだが、そんな彼らのニューアルバム「CEREMONY」を聴いてみた。ライブで感じたようなフュージョンやプログレ、ファ…

初めてミニアルバム「Blank Map」を聴いたとき、#2吉祥寺のタイトルも歌詞も曲調も、なんとなく昔のフォークソングのように思えてしまった。ホリエアツシはときどきそんな曲を書くし、そんな曲の方がメロディも記憶に残ったりもする。ただ、期待を籠めて聴い…

[Alexandros]のZOZOマリンスタジアムでのライブ「VIP Party 2018」はプラチナチケットだったが、BSスカパーで中継してくれたので録画で見ることができた。オープニングはストリングスを交えて、ドロスのメンバーが庄村→磯部→白井→川上と登場しつつ演奏に加わ…

Nothing's Carved in Stoneのアルバム「Mirror Ocean」は2月に発売されていたのだが、iTunesでの配信は半年後。火曜日にようやくダウンロード可能になったので、さっそく購入した。すでにライブでも聴いたことのある曲も含まれているが、とにかくメンバーが…

半年以上前に発売されたアルバムなのだが、COUNTDOWN JAPANの予習のためにダウンロードしたストレイテナーの「COLD DISC」。シングル曲も多いので、あまり新鮮味がないような気がしていたのだが、あらためて通して聴くと出来の良さに感動する。 美しいメロデ…

Nothing's Carved In Stoneのアルバム「Existence」は12/14に発売されたのですが、iTunesでのダウンロードができないので、CDを購入して聴くまでに時間がかかってしまいました。最初は遮音性の高いヘッドホンで聴いたところ平板な印象で、「ライブ映えはしそ…

ユーミンのアルバムを購入したのは、「ダイアモンドダストが消えぬまに」以来でした。詞の世界観やメロディは昔から変わっていないものの、アレンジは明らかに今風になっています。 僕はユーミンの声はオルガンの音に似ていると思っていて、スタッカートや音…

Nothing's Carved in Stoneのアルバム「MAZE」はiTunesで2曲だけ先行配信して、残りは当面配信予定なし。まるで、聴きたきゃCD買えと言わんばかりの強気な売り方でした。でも、実際に先行配信の2曲を聴いてみて、それが自信の現れなのだと気づきました。 パ…

細美武士の新たなプロジェクト「MONOEYES」のシングル「My Instant Song E.P.」が6/24に発売されました。the HIATUSでは洗練された上品な音楽を聴かせてくれた細美ですが、このバンドではシンプルな音を作り上げています。歌い方だけとってみても、飾らずに…

[Alexandros]がメジャーデビューとなるアルバム「ALXD」が、6/17に発売されました。この日は代々木公園でフリーライブも行われ、職場が渋谷な僕にとっては行きたい気持ちは十分あったのですが、仕事の調整がつきませんでした。まあ、雨だったから、これでよ…

3/18に発売された[Alexandros]の一番新しいシングルは、両A面扱いの「ワタリドリ／Doracula La」。「ワタリドリ」は映画「明烏（あけがらす）」の主題歌ですが、鳥が風を切って飛んでいるようなイントロからリリカルな歌詞に乗ったメロディは、いかにも彼ら…

the HIATUSがDVDとCDの発売を記念して、USTREAMによる収録曲の放送＋Twitterでのセッションを行いました。5/19（日）の21:00スタート予定が開始は３分ほど遅れ、「Deerhounds」でスタートしました。昨年行われたホールツアーのライブ映像で、ストリングスや…

忘年会シーズンで、かつクリスマス直前という日程のために生参戦をあきらめたので、WOWOWでの生中継を楽しみにしていました。3時の開演に合わせて、ホテル西洋銀座で予約したクリスマスケーキを引き取り、テレビの前で準備万端です。それほどな熱烈なファン…

渋谷のライブハウス「Last Waltz」で、ミキコ／シナスタジアのツーメンで、ライブがありました。 ミキコは、ピアノの弾き語り。ちょっと昭和を感じさせるような、メッセージの強い歌詞です。 そしてお目当てのシナスタジアは、vo、g、bの3ピースでアコーステ…

僕にとって初めての「生レオ」は、大東文化大学の学園祭「大東祭」でした。都営地下鉄三田線の西台駅からは迷わずに大東大にたどり着いたものの、会場の体育館がわからずにウロウロしてしまいました。1月のClub Quattroでのワンマンライブはすでにソールドア…

the HIATUSのDVD「The Afterglow」は、サードアルバムの「A World of Pandemonium」をベースにホールツアーに向けたスタジオテイクを映像化したものです。それほど作り込まれた感じはなく、普段のスタジオ風景をドキュメンタリータッチで記録したような映像…

ヴァイオリンやアコーディオンなどをフィーチャーしてオーガニックな音楽を聴かせてくれるPerfect Smile Family Band。今回はアコーディオンとドラムス、チェロはお休みでしたが、7人編成でも楽しいステージを見せてくれました。東銀座のスワンカフェはベー…

最近お気に入りのPVは、家入レオの「Shine」です。空の広さや家入の表情、そして光の取り込み方が秀逸な映像なのです。楽曲は家入のオリジナルですが、やや言葉の載せ方に素人っぽさが拭えないのですが、アレンジでうまく補っています。シンガーとしてのポテ…

TVアニメ「Fate/Zero」を僕は見たことはないのですが、そのエンディングテーマ「MEMORIA」のPVをスカパーで見て一目ぼれというか「一耳ぼれ」してしまいました。曲のつくりはありがちで、高音を生かしたフレーズもどこかで聞いたような気もします。それでも…

紅白歌合戦にも登場し、一度メジャー契約を打ち切られながら再起した「リストラの星」として知られるようになったシンガーソングライター・馬場俊英のライブが、ＮＨＫ－ＢＳ２で放送されました。彼は東京と大阪で野外コンサートを開くのが夢だったそうで、…

スバルのＣＭに起用されている曲のシンプルなドライブ感に惹かれて、iTunesでダウンロードしてみました。ミュージシャンが誰なのか、購入を決意した段階では知らなかったのですが、ネットで調べてみて初めて「東京事変」の曲であることを知りました。東京事…

今日は、ここにもたびたび登場する「Perfect Smile Family Band」のライブに行ってきました。PSFBが所属するレーベル「ネスコ」のショーケースで、他にも「THeRMOSTAD」「American Short Hair」「快進のICHIGEKI」の３つのバンドが出演して渋谷のO-Crestで開…

僕が新しいミュージシャンや曲を知るきっかけになるのは、スペースシャワーなどのビデオクリップか飛行機の機内オーディオがほとんどです。今日ご紹介する「キュート（ﾟC-ute）」も、そんな縁がなければ間違いなく接点はなかったことでしょう。「桜チラリ」…

この前ご紹介したチェリッシュのCDを買った際、たまたま見つけたのが馬場俊英のシングル「一瞬のトワイライト」でした。馬場俊英はみらいさんのブログ「Mirai's☆Room」で紹介されていて、その後にＮＨＫのＢＳでコブクロがメインのフェスに出演していたのを…

ASIAN2のセカンドシングル「遠く」は、「プロマーシャル」という新しい形態のメディア露出戦略を使っています。要はプロモーション・ビデオクリップを商品宣伝とタイアップさせてしまおうというAvexらしい取り組みで、富士フイルム・フォレスター・スミノフ…

Wikipediaによれば、「ラップ」とは「メロディーをつけて歌うのではなく、似た言葉や語尾が同じ言葉を繰り返す、韻を踏む（ライム）のが特徴的な話し言葉に近い抑揚をつけて発声する唱法」だという。韻を踏むのは、別にラップに限ったことではないし、普通の…

WOWOWでやっていた山崎まさよしの10周年記念ライブat横浜赤レンガパークを見ていて、気になったことがある。とりあえず、レギュラーのセットが終わって山崎たちがステージから引き上げていくと、普通アンコールを求める拍手が沸き起こるはず。だけど、屋外と…