#テニス

【全豪オープン】青山修子/柴原瑛菜―ガウフ/ペグラ

オーストラリアン・オープンの女子ダブルス準決勝で、青山と柴原が挑む相手はガウフとペグラ。シングルスでも結果を残す選手たちであり、特にペグラは好調を維持している。そんな強敵に対して、アオシバ組は果敢に攻め込んだ。今大会では、これまでのパター…

【全豪オープン】小田凱人―フェルナンデス

オーストラリアン・オープンの車いすテニス、男子シングルス準決勝に期待の小田凱人が登場。国枝慎吾が引退を発表した直後ということもあって、日本テニスの後継者として期待がかかる小田が、国枝のダブルスパートナーだったフェルナンデスと対戦した。強靭…

【全豪オープン】ハチャノフ―西岡良仁

立ち上がりは慎重に出たハチャノフはサーブに威力を欠き、「あまりよくない」という印象のプレーだった。しかし、それはCitiオープンで敗れた西岡を研究し尽くしてのことで、力で押さずにミスを減らす作戦だったようだ。西岡が得意とする緩急の打ち分けや回…

【全豪オープン】シグムント―ガルシア

オーストラリアン・オープン8日目は盛りだくさんな内容。マレーとバウティスタ・アグートの試合もドラマティックだったし、青山修子と柴原瑛菜の女子ダブルスや柴原とクールホフのミックスでは、柴原の主にサーブでの不調が気になった。さらには地元のリン…

【全豪オープン】マッケンジー・マクドナルド―西岡良仁

アデレードに続いて再戦となったマッケンジー・マクドナルドに対し、西岡は序盤から持ち前の多彩はショットで攻める。マッキーも同様なプレーで応戦し、ファーストセットはキープを続けてイーブンのままタイブレークへ。2本のミニブレークを握りながら追いつ…

【全豪オープン】スブルチナ―西岡良仁

チェコの20歳を相手に余裕の展開を見せた西岡良仁が、無難なテニスで3回戦に駒を進めた。今回出場した選手の中ではドロー運が良かったように見える西岡だが、それは単なる運ではなくシードを獲得するという、これまでの結果の積み上げによるものだ。ブレーク…

【全豪オープン】ランデルクネク―綿貫陽介

予選2回戦でククシュキンにマッチポイントを凌いでからの大逆転勝ちを収め、ヴァリジャスにも勝ってグランドスラム本戦デビューを果たした綿貫陽介。もともとチャレンジャー大会では好調を維持していただけに、活躍に期待していた。1回戦の相手は、ユナイテ…

【アデレード国際2】バウティスタ・アグート―クォン・スンウ

クォン・スンウは高速サーブを叩きこんでペースをつかむ。いきなりのブレークで始まったこともあり、あっさりと勝負がついてしまうのではないかという予感が漂う決勝戦は、しかしながらセカンドセットに入ると、バウティスタ・アグートのディフェンスがハマ…

【アデレード国際1】西岡良仁―コルダ

SF第2セット序盤での途中棄権ということで、Twitterにも西岡の状態を心配する声があふれているが、これははっきり言ってプロテニスプレイヤーとしての職場放棄以外の何物でもない。タイブレーク終盤の微妙な判定に激高して、収まらないところでブレークを許…

【United Cup】ポーランド―イタリア

勝敗を決めるかと思われたハルカッチとベレッティーニの一戦を取ったイタリアが優位に展開したブリスベンの決勝は、リネッテが取り返してミックスダブルスに勝敗が委ねられた。大雨が屋根の横の空間から降り込む微妙なコンディションになり、上層部の観客は…

【United Cup】フランス―クロアチア

初日にランデルクネクとコルネで2敗して後がなくなっていたフランスは、ガルシアがマルティッチと対戦。ファーストセットの序盤は、マルティッチの力強いショットにガルシアが押され気味のまま進行した。何とかガルシアが耐えてタイブレークに突入すると、6-…

【アデレード国際1】ルーネ―西岡良仁

悪童っぷりを発揮するデンマークの19歳ホルガー・ルーネに西岡良仁が挑んだ2023シーズンの開幕戦。序盤はルーネの勢いが勝り、西岡は自分のテニスができない。相手の強いショットに振り負けないようにすることに腐心してしまった西岡に対し、ルーネはお株を…

【United Cup】フランス―アルゼンチン

さほど大きな力の差があるようには思っていなかったが、結果を見ると5-0でフランスの完勝。アルゼンチンはセットを奪えないばかりか、ベーグルで落とすセットも散見される散々な内容だった。選手の表情を見ると時差のせいか眠そうな雰囲気もあったが、それは…

【島津全日本室内テニス】加藤未唯―ユリコ・ミヤザキ

島津全日本室内テニス選手権の女子決勝は、日本国籍ながら英国所属としてプレーするミヤザキと地元京都出身の加藤が対戦した。ファーストセット序盤は加藤がリードし、終盤に追い上げられながらも振り切って先取。しかし、このミヤザキに傾いた流れは止めら…

【BJKカップ】日本―ウクライナ Day-2

ビリージーンキングカップ2日目の見どころは、日本がウクライナに勝つかどうかではなく、内島萌夏がこの大会で成長するきっかけを何かつかんだかどうかだった。シングルス第1試合でコスチュクに挑んだ内島は、しかしファーストセットをベーグルで落とすと、…

【BJKカップ】日本―ウクライナ Day-1

ビリージーンキングカップのプレーオフは、ウクライナを有明コロシアムに迎えた。試合前の開会式ではウクライナ国歌が演奏され、スタンドに並ぶ青と黄色の国旗を見ているとロシアによる侵攻が現実味を帯びて感じられ、こうしてテニス観戦していることのあり…

【WTAファイナルズ】ガルシア―サバレンカ

フォートワースで開催されたWTAファイナルズの決勝は、お互いが激しく攻め合う試合となった。サバレンカが一打ごとに大声を出しながら勢いをつける一方、ガルシアは静かに闘志をみなぎらせる。「一歩も譲らぬ」という表現しかない状態でファーストセットはタ…

【慶應チャレンジャー】オコネル―綿貫陽介

試合途中からATPサイトの中継で慶應チャレンジャーのシングルス決勝を見たが、オコネルの完勝という試合だった。セカンドセットのタイブレークを何とか奪ってセットオールに持ち込んだものの、ファイナルセットはサービスゲームに苦しむ綿貫。オコネルがてい…

【慶應チャレンジャー】ミルマン―フェレイラシウバ

慶應チャレンジャーの観戦で、7年ぶりに日吉の蝮谷コート。PeatixのデジタルチケットなのでQRコードを提示したが、画面を目視で確認して紙のチケットと引き換えというアナログな対応だった。まあ、このコートでのオペレーションを考えれば、どう考えてもこれ…

【パリマスターズ】西岡良仁―カラツェフ

初対戦ということで、カラツェフは西岡の嫌らしいテニスを把握できていなかったのかもしれない。シャポバロフに「ウザイ(annoying)」と言わしめたように、回転やバウンドを変えながら相手のミスを誘う西岡のテニスは狡猾だ。お互いに、さほどよい出来では…

【スイスインドア】マウ/ロジェバセラン―ドディグ/クライチェク

バーゼル大会のダブルス決勝は実力者のベテラン同士の対戦。どちらに転んでもおかしくない接戦だったが、ドディグとクライチェクが勝ち切ったのはクライチェクのサーブが効果的だったからだ。ファーストセットはドディグとクライチェクが第10ゲームをブレー…

【ヨーロピアンオープン】コルダ―西岡良仁

テニスの試合というものは、選手だけでなく会場の雰囲気が作るものなのだと実感した内容だった。アントワープでは午後早い時間ということもあって、スタンドの観客も少なく、緊張感のない雰囲気が会場ロトアリーナを包み込む。西岡の出来は本当に冴えなかっ…

【楽天ジャパンオープン】Day-7

楽天ジャパンオープンのDay-7は、いよいよダブルスとシングルスの決勝を迎える。予選から数えて9日目で、そのうち僕の生観戦は6回目だ。ダブルス決勝は、メロ/マッケンジー・マクドナルドとマトス/ベガエルナンデスの対戦となった。メロとマッキーが組むのは…

【楽天ジャパンオープン】Day-6

テキストには書き表せないくらい、ものすごい体験だった。シングルス準決勝2試合も見どころ満載の激闘だったが、最後に感動のクライマックスが待っていた。車いすテニスを生観戦するのは初めてだったが、信じられないくらいのベストマッチになったこの瞬間に…

【楽天ジャパンオープン】Day-5

新市場のホテル「JALシティホテル東京豊洲」に宿泊していたので、ナイトの翌日のデイセッションも問題なし。今日のデイセッション第1試合ティアフォーとケツマノビッチの試合は、予想もしない展開となった。ケツマノビッチの出来が悪いわけではないのだが、…

【楽天ジャパンオープン】Day-4

今年の楽天ジャパンオープンは、もともとアスタナに選手を持っていかれた上に錦織とズベレフが欠場。ノリーまでがコロナ感染で欠場となって、正直あまり期待はしていなかった。ところが、予選も本戦も好ゲームが続き、思いもよらないほどの満足感が得られて…

【楽天ジャパンオープン】Day-3

仕事を早目に上がって有明コロシアムのナイトセッションに向かう予定の一日だったが、うまくすればデイセッションにアサインされていた西岡良仁/内田海智とキリオス/コキナキスのダブルスも見ることができるのではないかと思っていた。しかし、雨雲レーダー…

【楽天ジャパンオープン】松井/上杉―ジレ/フリーゲン

今日の楽天ジャパンオープンのハイライトは、ダブルスの松井俊英と上杉海斗だった。シングルスの日本人選手は全員が敗退し、ダブルスでヨランソンと組んだマクラクラン勉も含め、セットを取れずにコートを去っていたが、松井と上杉がファーストセットを奪取…

【EUGENEコリアオープン】西岡良仁―シャポバロフ

中国での大会が中止になったことで、テンポラリーの扱いで開催されたコリアオープン。シングルス決勝では準々決勝でルード、準決勝でコバチェビッチを破って勝ち上がった西岡がシャポバロフと対戦した。ここまでの試合で、ソウルの観客の西岡への反応は上々…

【楽天ジャパンオープン】予選Day-1

3年ぶりの開催となった楽天ジャパンオープンの観戦で有明コロシアムへ。コロナ禍での入国プロトコルの問題や中国での大会が中止になってことが影響して、顔ぶれとしては若干寂しくなってしまったとはいえ、生でハイレベルなテニスを見る機会は貴重なのだ。特…