2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―ニュージーランド

PK戦にもつれこんだら危ないと思っていた。ニュージーランドのGKバウドの反応は素晴らしかったし、安定感もあった。そして実際にPK戦が始まり、1人目のウッドが余裕で決める。このときの谷は早く動いてしまっていたので、僕の中での勝てそうな気が一層失われ…

【TOKYO 2020】女子サッカー/日本―スウェーデン

高さのあるスウェーデン相手にゴールを奪うには、サイドからGKとDFの間にアーリークロスを入れるかショートパスで幻惑して中央突破するしかないと思っていた。その前者の形は長谷川唯から田中美南という元ベレーザ・コネクションで実現されたので、終盤に追…

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―フランス

金メダル候補とか強豪とか呼ばれていたのは、国としてのブランドイメージだったのか。試合の結果だけではなく、内容もからもそんな印象しか受けなかった。相手が日本でなければフランスを応援するような僕なのだが、インテリジェンスの感じられないプレーの…

【TOKYO 2020】テニス男子シングルス/錦織圭―ギロン

ミスをしてくれない相手に、錦織の我慢が続く展開だった。ミスをしないので、無理に仕掛けることを抑え、丁寧なストロークで流れを逃さないようにしていた錦織が印象的だった。大坂なおみがボンドロウソバに敗れて姿を消してしまっただけに、同じ日に錦織ま…

【TOKYO 2020】女子サッカー/日本―チリ

シュートを外す練習をしているかのような前半だった。なでしこJAPANは、彼女たちらしいていねいなパスワークでチリの守備を崩すが、フィニッシュがとにかく決まらない。裏のスペースがなく、連戦と雨で速攻の効果も限られる中、高さのないなでしこJAPANがゴ…

【TOKYO 2020】男子バスケ/日本―スペイン

勝てる相手でないことはわかっていた。残り2試合を含め、1勝できれば素晴らしいというくらいのレベル感だ。対戦相手のスペインは経験豊富なスター軍団。2006年の世界バスケで来日したパウ・ガソルとマルク・ガソルが、いまだにセンターに君臨していたことに…

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―メキシコ

余裕と慢心が交錯した、見応えのある試合だった。序盤から全開で仕掛けてきたメキシコに対し、日本は1対1の強さを存分に発揮して応戦。堂安が仕掛けて久保、相馬がPKをもらって堂安と、理想的な形で2点を先制する。ここから反撃に転じたいメキシコは、しか…

【TOKYO 2020】テニス1回戦

実力だけでなく経験がなせる技だろう。母国東京で開催されたオリンピックの1回戦で結果を残したのは、やはり実績のある選手だった。大坂なおみは最終聖火ランナーでもあり、ローランギャロスでのメンタル発言からの流れを受けて、初戦で負けるわけにはいかな…

【TOKYO 2020】女子サッカー/日本―英国

完全に力負けだった。個の力も組織力も、そして監督の采配もすべてが完敗だ。前半こそ、DFラインを高く保って何度も仕掛けることができていたのだが、後半は英国のギアチェンジに対応できずにDFラインが下がってしまう。ボールを奪っても前線までが遠いので…

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―南アフリカ

引いた相手に手数を掛けすぎる。それは、ポゼッションとパスワークに強みを持つチームが陥りやすい罠だ。守備重視の南アフリカに対して、スペースが限られた中でも裏を狙う動きがあまり見られなかったことが、展開を難しくした要因のひとつに見えた。そんな…

【TOKYO 2020】ソフトボール/日本―メキシコ

宇津木監督の継投ミスだった。レジェンド上野は今日が39歳の誕生日ということもあって、完投させて勝利をグラウンド上で見届けさせたかったのだろうとは思う。しかし、7回のマウンドに上がった上野の制球は明らかに乱れていた。思ったようにスナップを利か…

【TOKYO 2020】女子サッカー/日本―カナダ

立ち上がり、カナダは浮足立っていた。パスは収まらず、連携が取れない。しかし、対する日本も同様だったことが悔やまれる。フォトセッションでなでしこJAPANは笑顔も見せていたが、立ち位置が決まらず撮影時間も妙に長い。この時点ですでに異状は感じられた…

【バスケ】日本―フランス

AKATSUKI FIVEことバスケ男子日本代表が浦和でフランスと対戦。オリンピックは無観客なのにしっかり観客を入れているところが、さいたまスーパーアリーナのチケットを持っていた僕には気になるところだった。フランスといえば、かつてはトニー・パーカーやデ…

【映画】テネット

前評判に違わず、わかりにくい作品だった。設定自体が複雑なこともあるが、物理現象である「対生成/対消滅」や「エントロピーの減少」といった事象をエッセンスだけ使っていることも大きいように思う。これらの事象は、一般教養レベルでは興味を持っている僕…

【U24日本―スペイン】期待感と警戒感

スペインを相手に、ほぼベストメンバーと考えられる前半のメンバーでは圧倒していたと言ってよい内容を見せたU24日本代表。これによって国内外の期待感も高まったことは間違いなさそうだが、同時に他国が警戒感を高めてしまったことだろう。何よりも素晴らし…

【新宿東口】3D巨大猫

最近話題の、新宿東口「クロス新宿ビジョン」の3D巨大猫。リクエストもいただいていたので、出勤途中で寄ってみましたが、思っていた以上に迫力があります。朝は7時から見られるみたいです。そして夜は「おやすみバージョン」になるらしいので、そちらも見て…

【Disney+】ロキ エピソード6

ロキには、かなり期待していた。それだけに、シーズン1の最終話を見終わって、肩透かしを食ったような拍子抜けの感覚がある。ここまでのエピソードでは、わかりにくい設定や他のマーベル作品とのオーバーラップがほとんどないことが気になりつつも、エピソー…

【EURO2020決勝】イタリア―イングランド

PK戦のキッカーには、2通りの考え方がある。競り合って終盤にヤマが来ると考えるか、早めに差をつけて突き放すかのどちらかだ。ガレス・サウスゲートの選択は後者だったのだろう。主軸のケインとマグワイヤに続いて、延長タイムアップ直前に投入した2人を…

【映画】ブラック・ウィドウ

木曜日から劇場公開が始まったばかりの作品だが、Disney+のプレミアアクセスでも配信が始まっている。税込み3,278円は安くはないが、交通費をかけて映画館で2人で見るよりは経済的だし、133分の長丁場なので途中で止めてトイレに行ったりできるのもありがた…

【大分―浦和】ポゼッションを捨てて

前半のボール支配率が30%と、いつもの大分らしからぬ展開。しかし、それはいつものように時間を掛けすぎて手詰まりになるサッカーへの決別でもあった。そんな中で生まれた町田のゴールは、逆サイドで小林成豪が仕掛け、長沢を越えたクロスをヘッドで叩き込ん…

【洋書】Peter 2.0

丸善に平積みされていた「NEO HUMAN」に興味を持って手に取ったものの、横にあったその原著「Peter 2,0」の方を買ってみた。医学用語やIT用語はやや多めだが、英語としてさほど難解ではないので読みやすい。310ページを、結果的に2週間で読了することができ…

【映画】トゥモロー・ウォー

Prime Videoの「Tomorrow War」は、設定と構成だけ見れば明らかにB級映画でしかないのだが、細部にこだわって予算を掛ければ十分に娯楽性のある作品に仕上がることを実証しているという意味で、価値のある作品だ。CO2問題と地球温暖化、そして親子の愛情がテ…

【ウィンブルドン】青山/柴原―ボウズコバ/フラデツカ

ウィンブルドンの女子ダブルス準々決勝で、青山修子と柴原瑛菜はチェコのボウズコバ、フラデツカと対戦。ファーストセットは先にブレークアップしながらも追いつかれ、終盤までもつれにもつれてタイブレークに。ここを取ってセカンドセットもブレークを奪い…

【COVID-19】ワクチン接種1回目

1回目のワクチン接種を済ませました。勤務先の会社が参加している経済団体の代表理事の企業が職域接種を開放してくれたので、きれいな会場でオペレーションも良く、ストレスなく済ませることができてありがたかったです。モデルナのワクチンでしたが、針を刺…

【清水―大分】点を取る気を見せた28分

自分たちが後ろで時間をかけてボールを回した結果、相手の守備はセットされる。大分のサッカーは、ここでいつも書いているように「前半スコアレス」狙い。今の得点力不足の状況は、90分のうち45分をその気がないまま過ごしている結果ではないか。坂と三竿を…

【ウィンブルドン】錦織! 西岡! 日比野!

雨で進行が遅れ気味のウィンブルドン1回戦だが、水曜日には錦織圭、西岡良仁、日比野菜緒が相次いで勝利を収めた。錦織はポピリンを相手に、本来の錦織らしいテニスを展開。相手の強打をかわしてストローク戦に持ち込むと、前後左右巧みな組み立てでポイント…

【ブラックリスト】クラーク・ミドルトン追悼

ドラマ「ブラックリスト」で陸運局のマネージャーとしてレッドに情報を流す役割を担っていたグレン・カーター。障害を持ちながらレッドを手玉に取るような弁舌で存在感を醸し出し、憎めないキャラだった。そんなグレンを演じていた俳優クラーク・ミドルトン…