2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【ローランギャロス】大坂なおみ―ティーグ

マドリードでは、相変わらずクレーコートの感触がつかめていない印象を受けた大坂なおみだったが、ローランギャロスではいきなり日曜日の最初のマッチとしてフィリップ・シャトリエで組まれた初戦に臨んだ。相手のティーグは試合巧者で、ウエアのイメージか…

【大分―福岡】やればできる

これまで大分ができていなかったことが、なぜか今日はできていた。苦し紛れではない状況でのDFラインからの長いフィードは効果的で、長沢や羽田が高さで競り勝つ。左サイドの香川も無駄に持ち上がったり、下げたりということもなく、よいタイミングでアーリ…

【ドラマ】ルーク・ケイジ

マーベル映画とドラマはほぼ見尽くしてしまったので、Netflixのドラマシリーズに手を出した。デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィスト、パニッシャーとそれらの総集編的な位置づけのディフェンダーズだ。配信順に見ているので、…

【大分―横浜】実力の差とはいえ

実力の差であることは明白なのだが、それでも戦術を貫いて形になればそれなりに満足もできるもの。ところが今日の大分は何がしたかったのかまったく見えて来ず、選手交代も場当たりな上に、選手の個性を誰も意識していない展開に絶望的な気分にさせられた。…

【小説】シブヤで目覚めて

日本通のチェコ人作家アンナ・ツィマによる、ファンタジー要素と大正記の日本文学へのオマージュに溢れた斬新な作品。作中には、いかにも引用したかのような懐古調の文体で「川下清丸」という小説家の作品が登場するが、実はこれもツィマの創作だ。チェコ語…

【Netflix】ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ

Netflixで配信が始まった「Woman in the Window」は、映画と演劇のハイブリッドのような作品だ。登場人物は少なく、舞台となる場所も限られるので、セットを組んで転換するだけでもできそうなほど。撮り方も、人物全員が視聴者に見えるように配慮されたリア…

【仙台―大分】打開できない苦境

まさか、この試合を落とすとは思っていなかった。0-1から長沢のゴールで追いついて、さあいつ追加点が生まれるかという気持ちでDAZNを見ていたが、大分はダメな面ばかりが目につき、何も学べない選手と監督に応援するモチベーションがかなり下がってしまった…

【リヨンOPEN PARC】モンフィス―西岡良仁

西岡良仁はしぶとい。特にクレーコートではその真価を発揮するので、フルセットにもつれこむことも珍しくない。リヨンで行われている今大会でも、初戦でアンベールにフルセットの逆転勝ちを上げ、この日もモンフィスにセットダウンからの勝利。地元フランス…

【ルヴァン杯】東京―大分

ルヴァンカップのグループリーグ突破を本気で狙っているとしたら、大分にとっては残念なドローだった。しかし、今は何よりもリーグ戦の勝ち点が欲しい状況なのだから、ミッドウィークの調整と位置付けて構わない。その視点で見れば前半はあのメンバーで完璧…

【ストリートアート】桐ヶ丘中央商店街

TBS系列で放送された「プレバト!」のスプレーアート企画、赤羽の桐ヶ丘中央商店街の第2弾。千原ジュニアや土屋アンナらが寂れた商店街のシャッターにアートを描くものだが、そのお手本として描いたKAZZROCKの作品は、さすがにレベルが違った。この迫力と奥…

【映画】ANNA/アナ

シナリオはいかにもフィクションだし、アクションだってどう見ても不自然に主人公が強い。それでもこの展開の見せ方には、つい引きずり込まれてしまう。とにかく緊張感があるのだ。次のシーンへの期待感を徐々に、しかし確実に高めて裏切らない方向に物語を…

【大分―鳥栖】後味の悪いドロー

敗色濃厚の展開から、途中出場の長沢がいかにも彼らしいピンポイントのヘッドを叩き込んで追いつく。このまま終わっていれば、価値ある勝ち点1という評価ができたのかもしれない。しかし、その直後にペナルティエリアで藤本が倒されてPKを獲得するも、前回の…

【BNLイタリア国際】錦織3回戦へ

試合開始予定時刻が迫った時間帯にカレーニョ・ブスタの棄権が発表され、錦織圭は前日のフォニーニ戦からの連戦を避けて3回戦に進出することができた。クレーコートの負担もありそうなので、ここで日程が空いたのは歓迎だったことだろう。フォニーニとの一戦…

【浦沢直樹】あさドラ!(5)

さすが浦沢直樹だ。壮大なストーリーを見せつつ、同時並行で進むサイドストーリー的な話を挟む手法は、まさに米国ドラマ。切り替えが早く、それぞれの展開に興味が募って次に何が起こるかが気になってしまう。本編では浅田アサが慣れない夜間飛行で「アレ」…

【湘南―大分】ゲームプランの破綻

ハイプレスを仕掛けてくることは十分にわかっていたはずだし、実際そういう展開になったこのゲーム。大分は前半にシュート0という救いようのない内容だったのだが、その根源は間違いなくゲームプランにあった。 湘南のハイプレスをはがしてサイドに展開、あ…

【春バラ】東京さくらトラム荒川遊園地前

この時期の密かな楽しみは、都電の線路脇に並ぶ色とりどりのバラの花。専用軌道の部分なので撮影もしやすく、都電とのコラボも写せます。今日は自転車で、ここから尾久の原公園~荒川サイクリングロードを回って1時間ほどのポタリングでした。ちょっと日差し…

【ルヴァン杯】大分―徳島

大分トリニータにとって、現時点でベストのメンバーを揃えるべきはリーグ戦。その意味では、ルヴァンカップは調整もしくはテストの位置づけでも構わない。ただ、今日のゲームは序盤でもっと差をつけられたにも関わらずフィニッシュが伴わず、結局最後はセッ…

【MUTUAマドリードOP】錦織圭―ハチャノフ

エストリルオープンを欠場して臨んだマドリードの初戦、錦織はいきなりブレークするもすぐにブレークバックを許し、タイブレークに持ち込んでセットポイントを握りながら取り切れずにファーストセットを落とす。しかし、クレーは得意なサーフェスである上に…

【新宿アートウォールプロジェクト】森山大道

歌舞伎町のミラノ座跡地は工事中ですが、仮囲いにアートを描く新宿アートウォールプロジェクトが展開中です。開発好明のエヴァンゲリオンにちなんだアートもなかぬか見応えがあるけれど、森山大道の写真作品には圧倒されます。宇多田ヒカルを被写体にしたこ…

【大分―清水】クロージングの形

1-0とリードした大分に対して、指宿を投入してチアゴ・サンタナとのツインタワーに長いフィードを当ててきた清水。三竿も小出も今日は細かいミスが多く、勢いに押されて失点した前節のような終末を予感させるものがあった。しかし、ここでピッチに送り込まれ…

【MUTUAマドリードOP】土居美咲―大坂なおみ

昨年のUSオープンに続いて、またしても初戦でこのふたりが対戦することとなったマドリードオープンは、大坂の最初のサービスゲームを土居がブレークする展開で始まった。土居は序盤から攻めており、この試合に賭ける思いも伝わってくるような勢いが感じられ…