【旧古河庭園】春バラと洋館


春バラの季節は終わってしまったかと思っていましたが、買い物ついでにきの前を通り掛かると「二番花開花中」との表示がありました。まばらではあるけど、それなりの数の花が咲いていて、洋館の風景を引き立てています。ここは入園料も150円なので、気軽に立ち寄って楽しめるのはありがたいですね。

【Disney+】オビ=ワン・ケノービ E5

<ネタバレあり>

1話から、何となく存在感を発揮していたサード・シスターことリーヴァだったが、その過去が明かされたことがエピソード5の最大の山場だろう。幼少期のトラウマと言ってしまえばそれまでだが、仲間を殺された恨みからダースベイダーやオビワンを恨むという設定は珍しいものではない。制作時期はまったく異なるが、ちょうど放映されている「Seal Team Season 3」でもアフガニスタンの巨悪が、かつてジェイソンが倒した悪人の息子で、その場面を間近に見ていたという設定だった。

ただ、子供の頃のトラウマが必ずしも復讐劇を生むわけでもないはず。バイオレンスへの拒絶もあるだろうし、恐怖もあるだろう。結果的にその出来事に一生を支配されてしまうことを受け入れる覚悟は、そう簡単に生まれるものではないし、それをパワーに物理的かつ象徴的な力をつけてゆくのは容易ではないだろう。スターウォーズのシリーズでいうところの「ダークサイド」とは、つまりはそういうことなのかもしれない。

オビ=ワン・ケノービも、残すところあと1話。ファイナルで、レイアはどうなるのだろうか。もちろん、ここで死んでしまうはずもないのだが、スターウォーズ本編につながるキーとなる演出が何か潜んでいるに違いないし、そこに期待している。やはり、オビ=ワンというよりは、レイアの物語なのだ。

【栃木―大分】惜しくないドロー

ロスタイムの失点で勝ち点2を失う結果になったが、率直に言って悔しさを感じなかった。なぜなら、勝ち点3を取れるような内容ではなかったし、それよりも気になるのはペレイラの負傷というゲームでしかなかったからだ。セットプレーで羽田のJ初ゴールが生まれたが、とにかく大分は記念すべきゴールを無駄にする傾向がある。このゲームも、直前の2枚替えで集中が切れてエアポケット状態になったような気がするので、その点は下平監督の采配ミスと言えるかもしれない。

いずれにしても、形ができていなかった。昨季もそうだったが、長沢がポストに入る位置が低すぎて、そこからの展開でチャンスを作れない。今日の布陣であれば、長沢が競る裏を井上が狙うようなプレーが必要なのだ。長沢がボランチに落とすだけなら、普通にビルドアップしているのと何ら変わらない。両サイドも足元で受けていて、スペースを使えていなかったので、ワクワクするシーンがほとんどなかった。渡邉はもっとゴールの近くで仕事をして欲しいのだが、そのためにはサイドがゴールライン際まで攻め上がる必要がある。

ペレイラの負傷は、何となく僕がフットサルで肉離れをした時の状況と似ている気がしたので、長引くかもしれない。坂は守備に関しては合格点の出来だったが、ビルドアップにおいてはペレイラの代役にはなれていない。自分で一人抜くくらいの意識がないと、長いパスを出しても読まれてしまう。読まれるという意味では、羽田も同じ。体を受け手に向けてていねいに時間を掛けて蹴るので、次のプレーがわかりやすい。大事に行く場面はもちろんあるのだが、リスクを取らなければチャンスは生まれない。

【代々木公園】ガクアジサイ


代々木公園の数ヶ所に点在するガクアジサイの花。舗装された道からは離れていて、クロスカントリーコースを走るランナーしか来ないようなところに咲いています。紫陽花といえば梅雨の季節だけど、日差しを受けて輝く花も素敵ですね。

【Disney+】ミズ・マーベル E2

途中までは、がっかりした気分だった。「ムーンナイト」に続いて、またしても他のマーベル作品との連動が薄く、MCUらしい世界観に浸れない。そして、妙にラブコメに寄ったような展開に、期待を感じられなくなっていたのだ。しかし、落ちかけた子どもを救うシーンではヒーローらしい見せ場を作り、最後にはカマラ・カーンの家系の一端を垣間見ることができた。この展開なら、他のマーベルヒーローとも絡む余地がありそうだし、何より安心して見ていられる。

ただ、やはり日本人にとって、同じアジアとはいえパキスタンは遠い国だ。文化についてもそれほど理解しているとは言い難いし、「イード」という祭についても聞いたことがなかった。インドやバングラデシュとの関係、つまり作中で「分離独立」と表現される部分については知識があったが、それも表面的なもの。ウルドゥ語の特性やモスクの意味もわからない。そういう意味では、「モスクの理事選挙」という設定は文化を知る上では重要なことで、まさにダイバーシティインクルージョンへの第一歩ということだろう。

カマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニは、「ブラック・ウィドウ」のフローレンス・ピューに似た印象を受ける。もちろん人種的にはまったく異なるのだが、表情の多彩さや使い分けのあたりに共通項があり、茶目っ気があるところも似ている。それを最大限に引き出しているのは、日本語吹替のキャスティングのうまさだろう。あまりコメディに寄せすぎると安っぽく見えてしまうので、それだけは避けて欲しいところなのだが…

【ドラマ】ランナウェイズ

原題はMarvel's Runawaysで、マーベルのシリーズとしてHuluが制作配信したものだ。3つのシーズンがあるが、一気に見るほどには興味がそそられず、放置するほどつまらないわけでもないので、時間をかけて少しずつ見進めて行った。シーズンごとにかなり状況が変わるが、子どもたちとその親のグループが学芸会のように集合しては、事件に対処するという構成だった。

主人公グループが黒人、アジア系、ヒスパニックといった民族的なダイバーシティを強く意識したもので、最近のマーベルの傾向を先取りしているとも言える。アジア系の一家は日系らしいのだが、ラストネームの「ミノル」はなかなかあり得ない。子役は安く抑えたのだろうが、親のラインナップはそれなりに出演歴のある俳優たちなので、ここまで学芸会のような仕立てにしてしまったのは制作陣の問題だろう。もう少しシリアスな場面を増やすか、思い切ってコメディに振り切ってくれた方がよかった。おそらく狙いはコメディなのだろうが、それにしてはユーモアが不足していた。

全10話のシーズン3を、9話目でほぼ完結できる状態にしておきながら、時間を遡って過去に関与させることで、絵にかいたような「蛇足」を生んでしまった。シーズン1の最初から振り返る狙いもあったのだとは思うが、余った尺を埋めるかのような安易な作りはさすがに無理がある。これならよほど、数年後の子どもたちの姿を見たかった。役者たちも微妙に成長してしまっているので、時系列を変えるのは撮りづらかったはずだ。

【さいたま新都心カフェ】Mellow Brown Coffee


さいたま新都心のクリニックで検査を受けた帰りに、Cocoon2にあるカフェ「Mellow Brown Coffee」でランチ。くるみとキャラメルソースのワッフルパンケーキは、ワッフルのような硬めの食感ではなかったけれど、キャラメルソースとアイスクリームがいい感じになじんでいました。子連れ客も多かったけど、うるさく感じることもなく、接客もしっかりしていて過ごしやすい空間でした。